タビノコトバのスタッフインタビュー①〜JAZZ好きのKANNO〜

タビノコトバのスタッフインタビュー① KANNO

タビノコトバを企画しているのはSOGEN、KANNO、IIDA、SHIBUTANIの4人です。
4人は10年ほど前にそれぞれが出発した世界一周の旅で出会い、意気投合。帰国後にタビノコトバをスタートさせました。

記事:私たちについて(スタッフの自己紹介)

今回、タビノコトバのスタッフが、どんな想いでこの企画を続けているのかをインタビューする企画の第1弾。(第2弾は山より海派のIIDA編でした)

タビノコトバのスタッフインタビュー②〜山より海派のIIDA〜

その第1回は、温厚で冷静で酒飲みのKANNOです。
JAZZが好きで『KANNOがオススメする「旅で聴きたいJAZZ 6選」』という特集を以前に書いた音楽好きのスタッフです。

 

学生時代はジャズ研究会に所属しウッドベースを演奏。
18歳の頃からChristian McBrideを敬愛。
世界旅行中は色々な地の音楽を聴き、北米では憧れのミュージシャンの生演奏を聴き廻った。
KANNOがオススメする「旅で聴きたいJAZZ6選」

KANNOへのインタビュー

KANNO独自の選考方法

ーこれまでのタビノコトバの運営をしてきた中で、印象に残っていることはどんなことですか?

作家や展示の観覧者が展示会場に足を運び、その光景を観て喜んでくださったことですね。
それぞれの過程を経て、結果的に人が集まっているという様子を観るのが好きで、やってよかったと思える瞬間です。

1回目は全くそれを楽しめる余裕はなくて、どうなるか不安でしたが(笑)

 

ー印象に残っている作品を挙げてもらうとするとどの作品が浮かびますか?

印象的な作品は多いですが、1つ挙げるならば第1回のKAZさんの作品ですね。
アメリカにホームステイした先のおじいちゃんとの出会いの話なんですが、選考のときからとても好きで、旅に対して感じることが共感できた作品ですね。

第1回KAZさんの作品

 

ー選考の話が出ましたが、KANNOさんの選考過程におけるポイントを教えてもらえますか?

これはタビノコトバの選考方法について紹介してから話すほうが伝わりやすいと思うので、説明しますね。

文章部門の選考過程が3段階あり、それぞれが事前に作品を読み、評価を共有する一次選考から始まります。
4人のスタッフがいるのでもちろん高評価が重なるものもあれば、自分はあまり評価しなかった作品を他のスタッフが高評価することも多々あります。

そこからスタッフでそれぞれが良いと思った作品について全体で話し合い、作品を少しずつ絞っていく過程が二次選考。

そしてその中から最終的に選ぶ作品を決定するというのが最終の三次選考となります。

 

つまり、僕が最初に高評価としたからといって、他の選考委員がその作品を推さなければ採用されないということを前提として話を聞いてもらいたいのですが、僕は一次選考では僕自身が独自に設定した4つの観点を基に評価をしていきます。

具体的には「テーマに合っているか」などで、自分なりの観点を4つ作成し、それぞれ10段階40点満点で評価してピックアップしています。

なので、僕はバランスの良い作品を一次選考では推薦する傾向にありますね。

 

ー最初にあの観点別評価表を見たときは、びっくりしました(笑)

 

それぞれが大切にしていることが言葉で表現されている

ー企画者として2016年から携わっていますが、その中でどんな喜びを感じましたか?

応募された作品は著者の経験や想いなど、それぞれが大切にしていることが言葉で表現されているので、読んでいて純粋に楽しいですね。

あとは、展示会を設定することで、この企画を通して集まってくれた方のコミュニティができることはやっぱり嬉しいですね。

 

ーでは、反対にこの企画を開催することの苦労は?

やはり編集が一番大変ですね。
作家が作品を創作した背景や想いを汲み取ることが必要なので、その辺りを詰めていくのがなかなか骨の折れる作業ではありますね。

 

参加してくれる人が楽しんでくれる企画になればいい

ー第2回が終わってからKANNOさんの繋がりから北九州のcade a tableでトークイベントも行いました。

カフェのオーナーがこの企画の趣旨に共感してくれる人だと思ったので、タビノコトバの話をしてみたら盛り上がったことがきっかけでしたね。

旅を作品にすることへの楽しみを感じてくれそうな方には直接話すことにしていて、そこで共感してくれた方に伝わっていったという感じです。
トークイベントの当日も、お店に入り切らないくらいの方々が来てくださって、やはり「旅」「文章」「写真」というのは、多くの人にとって関心が高いトピックスなのかなと思いました。

その中で、やはり文章にするということはとても大切だと思っていて、形に残すことで自分自身でも気付けるし、それを他の人に見てもらうことでその人がなにかを気づくかもしれないし、そういった現象を知ってもらいたい・知っている人と話したいという想いがありますね。

ーとても温かい場になりましたよね。

ええ、オーナーもお客さんも、みなさん温かかったです。

 

ー2016年に始めて4年が経ち、第3回を運営していくのですが今回期待していることや楽しみにしていることはありますか?

シンプルに、参加した人が楽しんでくれるような企画になればいいなとは思いますね。

より作家が参加できる企画になればいいなと、今回から希望の採用作家には展示会で在廊してもらったり、展示の準備をしてもらったりしようと思っていて、より参加しやすい仕組みを作りました。

そんな企画を楽しんでもらいながら、一緒に作っていければいいですね。

ー楽しみですね。

はい。

KANNOのインタビューを終えて

温厚な性格のKANNOとは、アルゼンチンのブエノス・アイレスで出会ったのが最初の出会いでした。

それから10年が経ち、KANNNOがどんなことを想いながらタビノコトバの企画を運営しているのかをじっくりと聞けたのは、僕にとっても貴重な機会となりました。

インタビューでもありましたが、第1回タビノコトバの一次選考をする際に、KANNOが独自の評価システムを採用した採点表をもって現れたときはとても驚いたことを思い出しました(笑)

作品選考後、KANNOの一次選考で特に採点結果がよかった作品をお伝えしようかと思います。

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現在、第3回タビノコトバでは「旅の終わりに」をテーマとした文章・写真作品を募集しています。締切は2020年7月20日まで。募集要項

応募をお待ちしています。

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