【ダミー本その①を作成】タビノコトバの本を紙で作る理由

ダミー本ってなに?

本を作成した経験がある人はそんなに多くはないかと思うので、その作成過程を共有していきたいなと思います。

採用者の方には自分の作品がこんな経緯で形になっていくんだということを知ってもらいたいし、
読者の方には背景を知ることで完成する本により一層物語を上乗せさせたいし、
新しく本を作ろうとしている方には自分も作れるんだって自信をもって一歩を踏み出してほしい

僕が作った最初の本は、たった12ページの冊子だった。
それは、本というよりは「冊子」というのが正確な、薄っぺらい冊子だった。

写真展Usualdaysの小冊子

12ページの小冊子を作成

初めて写真展を開催したときに、ただ写真を展示するだけではなく、
旅にまつわる文章も併せて読んでもらいたいという思いが強くなった。

写真だけでもなく、文章だけでもない。
写真と文章が合わさることで、僕が表現したい世界をより伝えられる。
考えた末の結論が、来場者へのお土産に冊子を作り、無料で配ることだった。

写真展Usualdaysの小冊子

さて、冊子を作ろうと思ってはみたものの、どうやって作ればいいのかわからない。
ワードで書いた原稿を普通用紙にプリントし、冊子っぽいものを作るのはなんだか違う。

せっかく写真展を開催するのだから
これ、本当に君が作ったの?」と思われるような完成度のものを作りたい。

イラストレーターの使い方なんて当然わからなかったが、月々使用できるプランを契約し、ネットを駆使して使い方を調べ、試行錯誤を繰り返しながら手探りで使い方を学んでいった。

誰に習ったわけでもなく、完全な自己流で冊子を作成していく過程は面白かった。

写真展Usualdaysの小冊子

写真展Usualdaysの小冊子

小冊子の完成と、タビノコトバを閃いたキッカケ

この経験が、タビノコトバを企画した背景と繋がっている。
「自分でもこんな冊子が作れるんだ。もう少し頑張れば、本を作れるのかもしれない

その時、写真展を開催したのは初めての経験だった。
当然、展示するための知識もなく、全てが手探りで行ったものだった。

展示をすること。
冊子を作ること。

全てが初めての経験であったが、一つひとつ進めていけば完成まで進めていける。
そんな経験を積めたことが、本当に大きかった。

写真展Usualdaysの小冊子

写真展Usualdaysの小冊子

僕と同じように写真や文章で旅を表現したい人発表したい人

自分だけではできないけれど、誰かが背中を押してくれることで、表現しようと思える人と一緒に、なにかを創りたい。

そうやって始まった企画が、タビノコトバです。

ダミー本その①は、こんなにシンプルなものです

そして。
タビノコトバvol.2の本を作り始めました。
最初のダミー本は、真っ白な紙を折っただけの本です。

ここから、どの作品をどの場所にレイアウトするのか。
写真はどこか、文章はどの位置か。

大雑把な全体像を把握するには、こうやって実際の大きさの紙を使う方法がやっぱりいいです。

共感して頂いた方は、ぜひクラウドファンディングを通して実際の本を手にとってみてください。
コチラより。

旅が好きな人も、旅が好きではない人も
きっと、あなたの心になにかに引っかかるものがあると思います。

タビノコトバは、そんな本です。

もうちょっと詳しくタビノコトバを初めた動機を説明した記事はコチラに書かれています。

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