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第3回を迎えるタビノコトバの魅力を10個紹介する
タビノコトバは2020年に第3回を迎えることになりました。
当たり前の話ですが、第3回を迎えたということは、1回目・2回目と開催してきた歴史があるということです。
第3回目を迎えたタビノコトバは続いているだけの魅力がやっぱりあって、企画者である僕たちは本業がありながらこの企画を信念をもって続けています。
以前に企画者目線として「タビノコトバを企画する5つの理由」という記事を書いたので、今回は応募者・読者目線から見たタビノコトバの魅力を10個挙げて紹介します。
応募者・読者から見たタビノコトバの魅力10
①自分の文章や写真が冊子に掲載される
応募して頂いた作品の中から優秀作品を冊子に掲載します。
つまり、自分が書いた文章や写真作品が、冊子の一部になるということです。
「作品を発表する」という視点で考えたときにブログやSNSで作品をアップすることは手軽で人に見られやすい要素があります。
しかし、本という形になって作品が掲載されることは、それとはまた格別の喜びがあります。
タビノコトバはこれまでvol.1とvol.2が発行されていて、それぞれ読み応えのあるとても面白い冊子を完成させることができています。
その一部に、あなたの作品が構成されるかもしれません。
②自分の文章が展示会で発表される
完成する冊子の発表を兼ねた展示会を、鎌倉の水平線ギャラリーで2020年10月31日〜11月3日の期間で開催します。
これまでの展示会では、文章・写真作品を額装し展示してきました。
つまり、自分の作品が展示会で展示され、多くの来場者に見て頂けるということです。
作品がギャラリーに展示される体験は、とても貴重なものになるかと思います。
あなたの作品が展示会場でライトに照らされている未来を想像してみてください。
「この作品が好きです」と声をかけられることもあるかもしれませんね。
【展示の様子】過去のタビノコトバ展の様子を写真で振り返ります
③1つのテーマの冊子なので読んでいて純粋に面白い
「旅」にまつわる読み物は、古今東西人気があるジャンルです。
その中でタビノコトバの完成する冊子は、それぞれのテーマに基づいて構成されているため、1つの冊子として純粋に面白いです。
読者の方からは「1冊がそれぞれ別の作者でありながら、まるで1本の映画を見ているような本」というコメントも頂いています。
冊子の中には美しい写真があり、旅の余韻を感じられるエッセイがあり、手紙があり、詩があります。
第3回はテーマを「旅の終わりに」としています。
それぞれの「旅の終わり」を表現した冊子を読んでみたくありませんか?
【応募したくなった方はこちら!第3回タビノコトバ募集要項】
④連載をもつことができる
タビノコトバの本サイトにて、第3回タビノコトバ採用作家から希望者に連載エッセイを掲載させて頂きます。
第2回の作家には試験的に数名に声をかけさせて頂き、好評を得たことから第3回では採用作家から希望者に連載を書いて頂くことにしました。
当HPで連載作家として紹介し、作品を掲載させて頂きます。
⑤採用されれば編集者と一緒に作品をブラッシュアップできる
採用されて発表することになった作品は、誤字脱字はもちろん、作品の構成なども編集者とともに話し合い、よりブラッシュアップすることになります。
その期間は自分の作品とより向き合う期間になり、自分がなにを伝えたいのか、どうすればより伝わるのかを考える期間となるでしょう。
第三者からの意見はとても貴重で、自分の作品を一緒に真剣に考えてくれる時間を嬉しく感じてくださる方も多くいらっしゃいました。
つまり、自分の作品について他者が真剣に考え、一緒に作品づくりをしてくれるということです。
作家の話を聞き、それをもとにスタッフが意見を返し、作家が考え書き加える。
そうやって手間と時間をかけて、作品は仕上がっていきます。
手間と時間をかけて、一緒に作品を完成させませんか?
⑥自分の旅を文章にする楽しさを感じることができる
第1回・第2回ともに採用された茂木麻予さんは、タビノコトバのインタビューでこんなことを話してくれた。(※黒色が茂木さん、青色がインタビュアー)
ー第2回タビノコトバを開催するのですが、これから書く人に対して応募することのオススメや、書くことで得られることがあれば聞かせてください
旅をしている時は新しい経験や風景に出会い続けていて、新しい情報を受け入れるのに精一杯で、その旅の中で深く感じ入るのは割と難しいのではないかと思う。その時の刺激を追いかけることにいっぱいというか。
私もそうだったんですけど、書くことによってもう一回振り返られると思う。
振り返った中で「あれは楽しかった」で終わらず、「よくわからないけれどなぜか印象に残ってる」「なにが印象に残ってるんだろう」ということをもう一回よく考えて、感じてみることができる。
自分の机に向かって心が落ち着いている状態で、残っているものをよく凝視する。そういう作業ができるから、書くことはオススメですね。
ー旅中ってそこまで深くは考えないけれど、いろいろな出来事や引っかかりを振り返って表現できたらそれは素敵なことですよね。作家さんと企画者の親和性がとてもあると感じます。
多分、人によってその引っかかりの場所も全然違ったりすると思う。同じ場所に行って同じものを見てても、感動する場所とか印象に残っている場所ってちがうと思う。それを表現することって、自分を表現することだから、やっぱり好きですね。
あなたの旅は、書くことでいつしか特別な旅へと変化する。
特別な旅を振り返ってみませんか?
【応募したくなった方はこちら!第3回タビノコトバ募集要項】
⑦同じようなことを好きな人と交流できる
旅が好きな人
文章を書くことが好きな人
旅の写真が好きな人
それらを安心して語らいたい人
仕事や学校を往復しているだけでは出会わないような人たち。
同じことが好きで、同じ体験をしたことがあって、同じ感覚を語れる人。
タビノコトバは、そんな人たちと出会える場を作ることを意識して運営しています。
それは旅中の出会いのように、思い出を共有しているわけではないけれど、不思議とすぐに通じ合える感覚を味わうことができます。
作家同士で話しをすることはいくつものメリットがあるのですが、“旅について表現する”という同じ体験をしてきたことで、刺激を受けることは本当にたくさんあります。きっと有意義な出会いになるはずです。
これまでの2回でもレセプションパーティーを開き、採用作家の方々同士が交流する場をつくってきました。
今回は採用が決まったら一度作家が集まる場をつくり(※もちろん参加可能な方だけです)、編集についてなども含めて一度顔を合わせてお話し、展示会に向けて準備を進めていく形で進行していこうと思っています。
⑧トークイベントで登壇できる
第2回タビノコトバでの初の試みとして、希望する採用作家の方々にトークイベントで登壇し、「旅を書くこと」について話をして頂きました。
ファシリテーターとして企画者が”旅”と”書くこと”について様々な質問を投げかけ、作家の方々が自身の経験を話す。
参加者の方々からの質問も多くあり、とても盛り上がった企画になりました。
自身の経験を言葉にしてみませんか?
⑨運営者として展示会に参加できる
これまで2回タビノコトバを開催してきて、毎回新しいことにチャレンジしています。
1回目は全てが初の試みだったし、2回目には作家の方にトークイベントで登壇して頂きました。
第3回の新しい試みとして、希望の採用作家の方には展示の運営を一緒にやって頂こうかと思っています。
作品の額装や、展示会場の設営や撤収、ギャラリーでの在廊、観覧に来られる方への声掛けなどをやることで、自分自身が展示することへのヒントになるかと思い、作家の発表を応援する意味を込めて今回新たな試みとしてチャレンジすることにしました。
もちろん、希望制です。
発表者として、より参加できる企画。展示会に運営者として参加してみませんか?
⑩未来に繋がる
作品を応募し、採用されることはとても喜ばしいことです。
自信になるし、きっともっと表現活動をしていきたいと思うはずです。
過去の採用作家の方はその後、ニューヨークの文学雑誌に作品を送り、採用された方もいらっしゃいます。
また、書くことを続けている方も多く、お互いの作品に刺激を受け合っている方も多いです。
気が合えば採用作家同士で一緒にグループ展をしてもいいし、vol.3の冊子に掲載されたことをきっかけにライターとして活躍するかもしれません。
未来に繋がる表現をしてみませんか?
第3回タビノコトバに応募してみませんか?
タビノコトバの魅力がわかって頂けましたか?
楽しいことを共有したい、表現する人を応援したい、旅の余韻を感じられる冊子を届けたい。
そんな思いで2016年にタビノコトバを企画し、気がついたら第3回を迎えました。
本業がある4人がタビノコトバを続けるには、それなりの労力と時間とお金をかける必要があるのですが、それでも続けていきたいと思うだけの魅力もあります。
【タビノコトバを続けていくことについて正直に書いてみました】※2018年に書いた記事から、2020年になって気持ちの変化を加筆修正しました
私たちにとっても、あなたの応募がタビノコトバを続けていくことに繋がっていくはずです。
あなたのタビノコトバを聞かせてください
【応募したくなった方はこちら!第3回タビノコトバ募集要項】
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