タビノコトバ
全て自作で挑戦するクラウドファンディング、ぜひ一度サイトを訪れてみてください。http://tabinokotoba.com/crowdfunding3/
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2016年から2年に1度開催しているタビノコトバ
こんにちは、タビノコトバを企画しているSOGENです。
個人のブログでも書きましたが、2016年から2年に1度開催しているタビノコトバが第3回を迎えたことで、この企画が始まった背景をお伝えしたいと思います。
それぞれの本業がありながら、時間や労力やお金をかけて開催しているタビノコトバ。
世界一周の旅で出会った4人が、2年に1度続けているこの企画が立ち上がった背景や、これまでの変遷について書きました。
※第3回タビノコトバの募集要項が公開されました※
タビノコノバを始めた理由
2016年にタビノコノバを始めたきっかけは、旅を作品として発表する人を応援したいという気持ちからだった。
僕自身が旅を表現する写真展をしたり本を作ったりしてみたいと思いながら、その勇気もやり方もわからずに悶々とした時間を過ごした経験があったから。
同じように表現したくてもなかなか行動できなかった人の背中を押さればと思い、旅の文章を公募し、採用作品を掲載した冊子を作成・展示会を開催するタビノコノバをスタートさせた。
4人で始めたタビノコトバ
せっかく旅の企画をするのならばと、旅で出会った仲間を誘うことにした。
僕は2010年から一年半をかけて世界一周の旅をしたのだが、そこで出会った3人の顔が頭に浮かんだ。
僕を含めて全てのメンバーに本業があるが、本業がありながら余暇として大きな企画をするのも楽しめそうな仲間を誘った。
時間も労力もお金もかかる。それでもやりたいと言ってくれた仲間がいたことに、とても感謝している。
今でこそこの企画がどんな企画なのかが形としてわかるようになっているが、最初はもちろんHPもなければ完成する冊子も展示会の写真もない。
僕が「こんな企画をしたいんだ!一緒にやろう!」という話をしただけで、きっと訳もわからないまま話が進んでいったのだと思う(笑)
あのとき、どう思って参加することにしたのか、今度改めて聞いてみようと思う。
第1回タビノコトバの開催
2016年の第1回で作品が集まり、予定通り旅の文章を集めた冊子を作り、展示会を開催した。
展示会を開いた際のレセプションでは、採用作家が大阪や北海道やニューヨークから集まってくれた。
嘘のような本当の話だ。
「自分の作品が認められて嬉しかった」
「同じように旅の作品を作っている人と会えて貴重な場になった」
「商業的でない姿勢が応援したくなった」
採用作家が僕たちに伝えてくれた言葉から、企画を続けていくことの価値を再認識した。
(※第一回採用作家・茂木麻予さんのインタビュー)
続けることの意義を感じた第2回タビノコトバ
2018年の第2回では、展示場所を鎌倉にうつし、前回よりもたくさんの方が会場に足を運んでもらった。
作家の中にはトークイベントに登壇してもらった方もいて、最初の目標としていた「旅を表現する場」の形が見えてきた。
第2回で採用された方たちとのレセプションやトークイベントを通して、同じことを楽しめる素敵な方たちと出会った感触があった。
そこで、第2回で採用された方々に連載記事を書いてもらうことをお願いしてみた。
快く引き受けてくれた作家たちの作品が彩り、旅の文章を発表するメディアとして定着しつつある。
そうした経験から、第3回では最初から採用作家に「このメディアで連載できますよ」と、投げかけることにした。
第3回を始めようとした矢先、コロナ騒動が起き始めた
いよいよ2020年に第3回を開催しようとしている矢先、新型コロナウィルス騒動が世界中に混乱を招いた。
旅ができにくい環境になり、この企画も開催の有無を話し合った。
様々な意見がでた中で「旅に出られない今だからこそ、旅を表現するこの企画を開催することに更に意味を増す」という結論にたどり着いた
今までの旅をちょっと立ち止まって書き記すことで、なにが引っかかったのか、何が特別だったのか、何に気づいたのか。
そんな思考の整理ができるのが作品づくりの魅力で、自分の内面と対峙する機会は失われていないと判断し、開催を決めた。
そんなタビノコノバの第3回が開催される。
簡単に書いてあるが、第3回だ。歴史が積み重なっていくことにとても興奮している。
募集期間は5月20日から7月20日まで。
この自宅待機期間に、ぜひ作品づくりに取り組んでみてほしい。
※第3回タビノコトバの募集要項が公開されました※
第3回では新しい取り組みとして、採用作家の方々と一緒に展示会を作っていきたいと思っている。
過去の2回は採用作家はゲストのように招いていたけれど、今回は採用作家が展示会場に居て、来場者と作品について話し、作品の感想を直接聞いてもらう体験をしてみてほしいと思っている。
そうして同じように採用された方と時間を共にし、いろいろな話をし、次の作品づくりへの意欲を高めてもらえたら最高だ。
あなたの旅の物語を聞かせてほしい。
タビノコノバの紹介記事
【過去のタビノコトバの様子を写真で紹介します】
【企画者目線でタビノコトバの魅力を5つ書いてみました】
【本業がありながらこんな企画を続けていくことについて正直に書いてみました】
【タビノコトバを続けていくことについて正直に書いてみました】※2018年に書いた記事から、2020年になって気持ちの変化を加筆修正しました
【タビノコトバを企画していて魅力的だと気づいたことは、採用作家と出会うこと】
[…] どうして企業でもない個人企画でタビノコトバを開催するのですか? 確かに時間も労力もお金もかかるのですが、得難い体験もあります。詳しくは「旅の文章・写真を公募するタビノコトバの背景について」や「タビノコトバを続けていくことについて正直に書いてみました」に書きましたので、ぜひ読んでみてください。 […]