ダミー本その②をつくる
真っ白な紙を折っただけのダミー本その①で作品の配置を考えたので、それらをパソコン上でザックリと作成したものを印刷したダミー本②を作成した。
ダミー本①から②になると、一気に本のイメージが湧いてくる。
表紙の絵は決まっているので、文字と絵のバランスが合っているのか。
作家と校正・編集作業をした文章作品にミスがないのか。
そんなことをチェックする。
パソコン上では気づかなかったちょっとした配置のズレや、文字の大きさなどを赤ペンでチェックしていき、作品を少しずつ完成させていく。
「あれ、ここの文字ってこんな大きかったんだ」
そんなことに気づいたりする。
これはもう、パソコン上では絶対にできない。
実際に紙で印刷したものを何度も何度も見ることで、ようやく形になっていくわけだ。
今回新しく設定した写真部門の作品も置き所を考える。
文章部門の作品に、写真部門の作品が合いそうならば、文章の隣に写真を配置したりなんかもする。
こういう地味な作業を繰り返し、本は完成していく。
タビノコトバの製本過程を伝えていくこと
出版社でも編集者でもない僕たちが、どうやって作品を募集し、原稿を編集し、本を製本していくのか。
そんな過程を伝えていくことで、
採用者の方には、自分の作品がこんな経緯で形になっていくんだということを知ってもらいたいし、
読者の方には、背景を知ることで完成する本により一層物語りを上乗せさせたいし、
新しく本を作ろうとしている方には、自分も作れるんだって自信をもって一歩を踏み出してほしい。
タビノコトバは、こんな企画です。
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タビノコトバでは現在クラウドファンディングを実施中です。
支援を頂ければ、リターンとして本をお送りします!
https://www.makuake.com/project/tabinokotoba/
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