旅の文章と写真の展示会を開催
”だれかの旅は、いつかの私たちの旅でもある”
10月19日から21日まで鎌倉の水平線ギャラリーで開催される「第2回タビノコトバ展」は、旅の文章と写真が飾られた展示会です。
しかも、展示される作品は公募展で募った作品で、それらを編集した本まで完成したので本の発表会を兼ねているという極めて特殊な展示会です。
そしてなんと。
その企画者は、企業や営利団体ではなく個人で行っているという訳のわからない企画となっています。
作品の募集から、クラウドファンディング、本の編集や発行まで、全てを本業を抱えながら4人のスタッフと行ってきました。
今回は、そんな企画がスタートした時の話を、少しだけ書きたいと思います。
詳しくは、21日14時から行うトークイベントで話したいと思います。
ぜひ、ご参加を!
タビノコトバが始まったきっかけ
タビノコトバがスタートしたのは、2年前の2016年でした。
「旅の文章を公募し、一冊の本を作り、展示会を開きたい」
そんな発想から、企画がスタートしました。
最初は自分ひとりで旅の本を完成させようと思っていました。
“自分の旅をまとめ、多くの人に届ける”
そんなことを考えて、原稿を作成していました。
原稿をひとつずつ完成させていく中で、こんなに楽しいことはもっといろいろな人を巻き込んだほうがいいのではないかと思うようになっていきました。
30代をこえて、自分のやりたいことや、やらなければいけないことが増えてきた中で、「やらなくてもいいけれど、きっとやってみると楽しいこと」に力を注いでみる。
そんな時間があってもいいんじゃない?と、旅で出会った仲間たちを誘いました。
チャレンジをすると、失敗をする可能性があって、年齢を重ねていくほどに、そのチャレンジはどんどんと少なくなり、自分が想像できる範囲内でしか活動を行わなくなるように感じていたときでした。
多くの時間とお金をかけるので、心配は尽きませんでした。
「応募してくれる人が少なかった」
「展示会に来てくれる人がほとんどいなかった」
「完成する本が、全然おもしろくなかった」
初めての企画というのは、先が見えず、どんな結果になるのかが全然予想できない。
そんな失敗のリスクがありながらも、快適な空間から一歩外へ飛び出し、4人で企画をスタートさせられたことが、今回の第2回タビノコトバに繋がっているのかと思います。
第2回タビノコトバ展の魅力について
今回展示される作品は、公募によって集まり、厳正な審査の中で選ばれた10の文章作品と、4の写真作品です。
気持ちの良い秋の季節に、ふらっと鎌倉に旅の文章と写真を読みに来て頂ければ幸いです。
最近旅に出ていない人にも、旅が大好きな人にも、旅に出たいけれど出られない人にも、
きっと、あなたの届く作品があるでしょう。
その作品が、あなたの次の旅に繋がっていく。
そんなことを想像し、鎌倉でお待ちしています。
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タビノコトバとは?
http://tabinokotoba.com/top/tabinokotobatoha/
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