IIDA
採用作品の編集作業もいよいよ大詰め
選考が終わって早1ヶ月が経ち、作家さんとの編集作業もいよいよ大詰め。
作家さんにより新たな作品が生を受け、編集作業を通して作品がより洗練され、冊子や展示会で皆さんにお目見えする・・・
タビノコトバも3回目になりますが、この一連の作業を通して、完成した作品が一堂に並んだ瞬間は、何度経験しても胸が熱くなります。
完成する旅の文芸誌が今からとても楽しみです。
第3回タビノコトバの新しい挑戦
第3回タビノコトバでは、10の文章作品と2の写真作品を採用しました。
採用した作品は、それぞれに担当の編集者がつき、作品を編集していきます。
編集者は作家とともに作品と向き合い、より良い作品を目指して一緒に作品づくりをしていきます。
直接お話することで、作品の背景やコンセプトをヒアリングし、言葉の言い回しや新しい文の提案、削ったほうがよい箇所、誤字脱字のチェックなど何往復もやりとりを重ね、作品は完成します。
そうして1つ1つの作品が校了し、タビノコトバvol.3という1つの作品として旅の文芸誌は完成します。
【第2回のブログより】
【校正作業】採用者とのやりとりを通して作品を完成させる
それらの過程をもっと多くの人に経験してもらいたい!
そんな想いから、今回は新しい試みとして、これまでに採用された作家さんにも編集作業に携わってもらいました。
過去の採用作家による連載にも登場する、茂木麻予さんとRuCocoさん。
アメリカに焦がれた20代。アジアに恋した30代。海に魅せられた40代。でも還暦は絶対にハワイで祝うと決めています!
連載記事のテーマは「あの頃の私が見た風景」
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スタッフの間で、作家さんにも編集作業をお願いしてみようと初めて話したときは、興味を持ってもらえるか、受け入れてもらえるか、とても不安でしたが・・・
お話してみると、2人とも快諾!
しかも、ニューヨーク在住の茂木さんが担当する作家さんが、パリ在住の方という奇跡もありました。
初めての編集作業で大変だったと思いますが、RuCocoさんからは編集という貴重な機会をいただけて感謝します、とのメッセージまで。
こちらがお礼を言わなければいけないのに、本当に恐縮です。
まだ3回目の企画ですが、毎回スタッフが思うのは、回を重ねるごとに、時間が経過するとともに、タビノコトバは多くの方から応援されている企画だなー、ということ。
まさに、スタッフ冥利に尽きる!ですね。
他にも、今回は残念ながら落選された方からも、選考総評を書いたことで「励まされた」と企画に対する応援メッセージを頂きました。
応募者の声を直接頂けることは、とても嬉しく、企画者としてとても励まされます。ご連絡頂き、本当にありがとうございました!そういった優しさ・温かさが次のタビノコトバへの原動力となっていくように感じています。
また、他の方では落選したにも関わらずクラウドファンディングで支援いただいたりすることもありました。
こうやって人の輪は広がっていくんだなと、日々実感しております。
採用作品を展示した展示会も開催します
コロナ禍のため、展示会を無事開催できるか不安もありますが、作品と皆さんとの出会いがより良いものになるよう、作家さんとともに冊子や展示会の準備を進めていきたいと思います。
今後とも、応援のほど、宜しくお願いします。
クラウドファンディングのお願い:http://tabinokotoba.com/crowdfunding3/
過去の展示会の様子:http://tabinokotoba.com/tabinokotobatennoyousu/
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