タビノコトバスタッフが世界旅写真展に入選しました

タビノコトバスタッフの宗玄がBehind the galleryの主催する世界旅写真展に入選しました。

第4回世界旅写真展って?

職業や作家などの写真関係者のみを対象とした全国公募から選ばれた10名の入選作家が贈る旅の写真展です。旅に生きる楽しさと切実さ、そして優美なプロフェッショナルとしての想いは一見一聞の価値あり。
旅に出たくなること必至の5日間をお届けします。

展示期間:3月20日から3月24日
場所:Behind the gallery (新宿区東五軒町4丁目17番mビル1階)
審査員・主催者:中村風詩人
審査員:野町和嘉

世界旅写真展で展示会とトークイベントが開催されます

世界旅写真展。
ちょっと生意気な言い方をすると、タビノコトバに近い企画です。

「旅」がテーマで、公募から選考した作品で、展示会を行うという点はほぼほぼ共通。
タビノコトバは文章部門や写真部門があるのに対し、世界旅写真展に関しては写真に特化していて、プロを対象としたコンテストで、ギャラリーが主催しているという点ではより専門的な感覚があります。

こちらが審査総評
最初にコメントを頂いているキューバの写真が、宗玄の写真です。

今回入選したことにより、3月20日から入選者によるグループ展が開かれ、そちらに写真を展示させて頂くことになりました。
楽しみです。
また、トークイベントも開催して頂くことができるということもとても楽しみです。

個人的には「同じように受賞した方と出会うことができる」ということも楽しみの一つです。
このコンテストはギャラリーのご好意により、レセプションも開かれ、受賞者によるトークライブも開かれます。

宇宙兄弟で一番感動したシーンは、閉鎖空間で過ごす最終日に、受験者とともにうどんをこねたシーンです。
(このリンク、最初はうどんのレシピが書かれていますが(笑)、後半にシーンの解説が書かれていて、グっときます)

同じ楽しみを共有できる仲間と出会えた瞬間は、日常を生きていとなかなか感じられにくいのですが、「ここにいたんだ」とワクワクすると同時にホっとする瞬間でもあるのかと思っています。

そんな機会をつくっていることもタビノコトバと共通しているのかと思います。
タビノコトバでは企画者として、今度は入賞者としてそんな場に立ち会えることが本当に嬉しく、当日が今からとても楽しみです。

世界旅写真展って、どんな写真展なの?

先日、入選者のミーティングがあり、主催者の中村さんや入選作家さんと実際にお会いすることができました。

写真のレベルが、とにかく高い。

一般的な「THE 観光写真」というものはなく、写真と向き合い、写真について考えて、時間と労力をかけて撮影した写真群だと感じられるものばかりでした。

スナップでもなく、ポートレートでもなく、風景写真でもない。
「旅写真」というジャンルを確立したいという中村さんにお会いし、企画についての詳細やご苦労などの話をお聞きすることができたことも僕にとってはとても貴重な経験になりました。
この経験は、第3回タビノコトバ展で還元していきたいですね。

入選者それぞれが異なるのですが、私は4枚の写真を展示させて頂くことになりました。
それらはこだわりのオーダーメイドで作られた額に飾って頂けるとのことです。それらも非常に楽しみですね。

また、写真はそれぞれ2セットずつギャラリーに提出したのですが、その2セットの裏面にはサインやエディションが入っています。

エディションとは、この写真は2019年ではこの枚数しか印刷しませんよ、それくらい価値を担保したものですよ、というサインです。
写真は絵とは異なり何枚でも複製できるのですが、この写真はこの枚数しか印刷しません、という証明になります。

つまり、エディションが入ることでその写真の価値は大きく変化することになります。
逆に言うと、作家にとってはエディションがあることで制限がかかるということにもなります。

僕は人生で初めてエディションを入れました。
ギャラリーとしてはエディションは入れても入れなくてもいいですよと仰ってくださったのですが、僕は今回の企画を開催してくれたギャラリーに少しでも恩返しをしたいという想いから、喜んでエディションを入れさせて頂きました。

つまり、2019年に印刷された僕の写真は、ここにしかないということになります。

そういう視点でも見て頂ければおもしろいかと思います。

世界旅写真展。
私は3月21日にトークイベントもさせて頂きます。ぜひ、ご来場ください!

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