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クラウドファンディング最終日
たくさんのご支援を頂いたクラウドファンディングも、本日最終日となりました。
2016年の1月にこのプロジェクトがスタートし、頭の中だけでしかなかったアイディアから仲間が集まり、話し合いを進めていく中でぼんやりと企画が形になり、文章が一般公募され、100名を超える方が応募してくださり、この企画に賛同してくださった方からご支援を頂くまでになりました。
0から1を築いていく作業はとてもエネルギーの必要なことですが、
1つ1つ感動を噛みしめることができるなあと、改めて感じています。
クラウドファンディング最終日に、僕のタビノコトバを載せたいと思います。
もう1度訪れたい場所がある
好きだった女性にフラれたことがある。
いてもたってもいられなかった僕は、友だちに電話をかけた。
幸運にも、その日の夜に数人の仲間が集まってくれた。
友だちと会って話をしていたら、なんだかこっぴどくフラれた出来事が笑い話のように思えてきて、帰りの電車の中で多摩川を眺めながら「ああ、なんだか幸せだなあ」と思った。
旅をして、いろいろなところを歩いた。
中国では、おじいちゃんおばあちゃんが公園に集まり、毎日のように青空麻雀が行われていた。
ハンガリーでは、公衆浴場でお風呂に浸かりながら、ゆっくりとチェスを行う人たちがいた。
ブルガリアでは、公園に行けばバックギャモンをするために真剣な表情でサイコロを振っているおじさんたちたちがいた。
トルコに行けば、チャイ屋でチャイを飲んだりシーシャを吸ったり、ゆったりした時間を共有することができた。
世界には、いたるところに人と人がつながる場所があった。
その場所にはいつもの仲間がいて、奥さんのグチや政治の不満をあれでもないこれでもないと話し、来たときよりも少しだけ気分がよくなって帰ることができる不思議な力があった。
僕はいろいろな人と知り合い、いろいろな人と話し、いろいろなことを学び、そこに行きさえすれば、なにか楽しいことがあるんじゃないかと思える場所がそうやって増えていった。
それは東京にも、オランダにも、タイにも、ブラジルにもあって、
またいつかそこに行って、少しだけ気分がよくなって帰りたいなと思う。
本日、クラウドファンディングは最終日を迎えています。
こちらより。
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